血管外科|清見台レディースクリニック | 木更津の産科、婦人科、血管外科

  • 〒292-0042 千葉県木更津市清見台南1-10-13
  • 診療時間am.9:00-12:00 / pm.14:30-17:30

血管外科

当院では血管外科医による専門的診療を行っております。
婦人科にて低用量ピルを処方された方は深部静脈血栓症のリスクが上がります。発症時期は服用開始3カ月以内に起きることが多いことから、ピル服用開始1カ月目と3カ月目に血管超音波検査を受けていただきます。3カ月目以降は半年に1度、血液検査を受けていただき、深部静脈血栓症が疑われるような症状などあれば、当院にて専門医による診断、治療を行い、安心して服用継続できるよう管理させていただきます。

深部静脈血栓症
(エコノミークラス症候群)

VASCULAR SURGERY

病態

足の血液を心臓に返す主役である静脈(深部静脈)に血栓ができる病気です。

静脈瘤は皮膚の真下にある浅い静脈の病気ですが、深部静脈は足の中心部にあり、足の血液を心臓に返す主役をになう重要な血管です。深部静脈に血栓ができると、足の血液が心臓に戻ることができなくなり、足がひどく腫れあがったり、時に命にかかわる肺塞栓症(エコノミークラス症候群)を発症することがあります。

症状

  • 急激な足の腫れ・痛み・発赤
  • 動悸
  • 呼吸苦

など

原因

薬剤性

様々な原因がありますが、産婦人科領域では経口避妊薬(ピル)の副作用として発症することがあります。

血栓性素因

生まれながらに血栓ができやすい体質を持つ方もいます。出産される前に血栓体質の検査を行うことは安全なお産を迎えるために有効な方法です。 

診断

超音波検査

体に負担のない検査で、深部静脈血栓症の診断に有効な検査です。経口避妊薬を内服中の方は定期的な超音波検査をお勧めいたします。

*しかし、すべての部位の静脈血栓症が診断できるわけではありません。

血液検査

血液中のDダイマーという物質の量を測定することによって、血栓症があるかどうかを判断します。超音波検査と組み合わせることでより的確に深部静脈血栓症を診断することができます。

CT検査

超音波検査や血液検査で深部静脈血栓症が疑わしい場合は、造影剤を投与しながらCT検査を行い、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)を発症していないかどうかを判断する必要があります。
CT検査を行う必要がある方は専門施設に紹介させていただきます。

治療

薬物療法

抗凝固薬(血液をさらさらにする薬)の投与。

弾性ストッキングによる圧迫療法

深部静脈血栓症の再発を予防したり、血栓症発症後の後遺症(足のむくみ、だるさなど)を軽減する効果があります。

*専門的な治療が必要な方は専門施設に紹介させていただきます。

下肢静脈瘤

VASCULAR SURGERY

下肢静脈瘤

病態

足の血液を心臓に返すのが下肢静脈の役割です。静脈には、血液が重力によって足先に逆流するのを防ぐ逆流防止弁があります。この逆流防止弁が壊れ、血液が逆流してしまうのが下肢静脈瘤という病気です。

症状

  • 足がだるい、重い
  • 浮腫(むくみ)
  • こむら返り
  • 血管が浮き出る

*放置すると足の皮膚トラブル(静脈うっ滞性皮膚炎、難治性潰瘍)を発症することもあり、注意が必要です。

原因

様々ありますが、女性では妊娠出産によるものや、立ち仕事などの環境によるものが多いとされています。

診断

超音波検査

体に負担のない検査で、ほぼすべての静脈瘤を診断できます。気軽にご相談ください。

治療

弾性ストッキングによる圧迫療法

病気が完全に治癒することはありませんが、症状の緩和や病状の進行を予防する効果があります。

*当院では適切なサイズ、圧力のストッキングを選択して、提供させていただきます。

外科的治療

レーザー治療や、グルー(接着剤)治療を行えば静脈瘤を根治することができます。

*現状では当院にて外科的治療は行っておりませんが、治療を希望される方は専門施設へ紹介させていただきますので、ご相談ください。

弾性ストッキング外来

VASCULAR SURGERY

妊娠中期から後期に、足のむくみを自覚することがあります

胎児が成長し子宮が大きくなると、足の血液が心臓に戻るのを妨げ、足に血液がたまることによってむくみが生じます。さらに、そのような状態が続くことによって、静脈弁が壊れ、足から心臓に戻るはずの血液が逆流してしまう下肢静脈瘤を発症することもあります。

多くの場合、お産を終えるとむくみや静脈瘤は改善しますが、そのまま増悪すると自然治癒することはなくなってしまいます。静脈瘤は発症してしまうと、レーザー治療や手術などの外科的治療が必要になってしまうため、お産前後の予防が非常に重要です。

予防に最も有効な方法に、弾性ストッキングを履く圧迫療法があります。ただ市販の弾性ストッキングをお使いの方も多いと思いますが、適切なサイズと、圧迫のものを選ばないと効果が十分ではありません。

当院では血管外科医による診断と、弾性ストッキングコンダクター資格を持つ看護師によって、適切な治療をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。